Amazonセラーであれば目にしたことがある「Amazonブランド登録」。
知っているけど詳しくわからないから登録していない、という人も多いのではないでしょうか?
Amazonブランド登録は、OEM商品を販売している場合には大きなメリットがあります。
今回は、Amazonブランド登録のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
目次
Amazonのブランド登録とは
Amazonブランド登録とは、OEMで自社ブランドとして商品を販売するときに、Amazonにブランドの所有権が登録できるサービスです。
ブランド登録されるには、ブランド名やロゴ、WEBサイト等を提出し、審査の上、ブランドとして認定されれば登録が完了。
ブランド登録をすると、著作権の侵害や偽造品の取り締まりまでAmazon側が行ってくれます。
またブランドとして登録されると、商品販売の面でもメリットがあります。
Amazonブランド登録のメリット
Amazonブランド登録をすることで大きなメリットは六つ。
- 検索優先順位のアップ
- 相乗り対策
- 作業効率アップ
- 偽造品の取り締まり
- ランド価値
- 購入者の安心感
それぞれのメリットについて解説します。
検索優先順位のアップ
商品販売に大きな影響を及ぼす検索優先順位の表示にメリットがあります。
Amazonブランド登録することで、上位に表示されやすくなり、商品リスティングされやすくなります。
相乗り対策
Amazonでは同じ商品の販売ページで、複数のセラーが同一商品として販売されることもあります。
「相乗り」と呼ばれる手法であり、価格競争になってしまうことが多いです。
ブランド登録がされると相乗り防止になり、万が一相乗りされた場合もAmazon側に申告ができます。
作業効率アップ
Amazonブランド登録されると、Amazonセラーセントラルで使える機能がアップします。
ブランドの商品情報を一元管理することができ、セラー側の作業効率アップに効果的です。
偽造品の取り締まり
Amazon販売では、偽造品によって商品をダメにしてしまうことも珍しくありません。
Amazonブランド登録が完了すると、著作権侵害や偽造品の取り締まりをAmazonが行ってくれます。
ブランド価値
登録したブランド商品は、独自のコンテンツを作成することができ、他商品との差別化を図ることが可能です。
ブランド商品として確立でき、商品としての信頼性を高められます。
購入者の安心感
Amazonに認められたブランドということで、消費者としても購入の安心感に繋がります。
Amazonブランドストアに掲載されることも、大きなメリットになるでしょう。
Amazonブランド登録のデメリット
メリットの多いAmazonブランド登録ですが、デメリットもあります。
・商標登録が必要
・表示方法等の規約に従う
これらのデメリットについて解説します。
商標登録が必要
Amazonブランド登録に申請するには、特許庁へ商標登録をすることが必須です。
審査には半年から1年かかることもあり、時間を要するのがデメリット。
せっかく準備して申請したのに、審査に通らなかったということもあるでしょう。
表示方法等の規約に従う
Amazonブランド登録をすると、価格や商品情報などの表示はAmazonの規約に従って表示しなくてはいけません。
購入者からクレームが合った場合も、迅速に対応するなどの規約が設けられています。
まとめ
Amazonブランド登録は、Amazon側のサポートはもちろん、ブランドを確立して売り込めれば売上アップの可能性を秘めています。
デメリットもありますが、商品の差別化はネット販売には欠かせません。
AmazonでOEM商品の販売を主軸にしている場合は、Amazonブランド登録がおすすめです。