「ECサイトへの集客が増えてきたけど、最終的な売上まで繋がらない・・・」という悩みもECサイトでよくある課題の1つです。
ある程度集客が見込めてきたら、売れるために購入率を上げたデザインを作り込まなくてはいけません。
実は、いろいろなECサイトも、ただオシャレなデザインにしているのではなく、購入まで動きを見て考え抜かれています。
今回は、売れるECサイトにするための、デザイン作りについてご紹介します。
目次
売れるECサイトと見栄えの良いECサイトの違い
売れるECサイトってオシャレでデザイン性のあるサイトのこと?という考えは大きな間違いです。オシャレなデザインは、ブランドイメージのアップになるものの、売れるECサイトとは限りません。デザインは極端なことを言えば企業側の自己満足でもあります。
売れるECサイトは、ユーザーファーストであることが第一です。
購入率が高いECサイトには、考え抜かれた理由があります。
売れるECサイトのデザイン
売れるECサイトのデザインには、アクセスしてきた人がどのように動くかが反映されています。ネットという空間ですが、実店舗で考えると売れるポイントが見えてきやすいです。
ECサイトの売れるデザインのポイントについて解説します。
情報整理がされ動線がわかりやすい
ECサイト内がわかりづらくて見たい情報が見つけられなかった経験はありませんか?
これは、せっかくアクセスしてきた人を、離脱させてしまうもったいないECサイトです。
販売サイトである場合、大まかなカテゴリー分けはされているのですが、ユーザー目線のカテゴリー分けになっていないことが多くあります。
例えばスポーツ用品店であれば、選択肢の順番は以下が一般的でしょう。
- スポーツのジャンル
- 道具のカテゴリー
- ブランド
- 販売ページ
ECサイト内が規則性を持って商品紹介をされることで、探しているものに辿りつきやすくストレスの少ない環境が作れます。
また、詳しく読まなくても直観的に進みやすいデザインであることもポイントです。
動線となる大切なボタンやリンクは、わかりやすいデザインにしておくとメリハリがつきやすいでしょう。
購入までがスムーズ
購入するまでがスムーズであることは、購入者が途中で離脱してしまうリスクを防げます。
トップページから購入完了ページまで、なるべく工程が最小限であることが理想です。
- トップページ
- 商品検索(カテゴリーなど)
- 販売ページ
- 決済完了
余計な工程があると、悩んでしまうキッカケやストレスに感じることがあります。
スムーズでわかりやすく購入まで進めることを意識しましょう。
ファーストビューを意識する
ECサイトでスクロール無しで、最初に見えるページをファーストビューと言います。
そのサイトが良いか悪いか、人が判断するのはおおよそ3秒程度です。
そのため、ファーストビューで、いかに魅力的に見せるかが購入率に繋がります。
ECサイトの中には、肝心なことがスクロールしないと見えないケースも多いです。
スマホで操作しやすいこと
スマートフォン経由による市場は、年々大きくなっているためスマートフォンでどのように見えるか注意しなくてはいけません。
デバイスのサイズによって見え方を調整するために、レスポンシブデザインの適用は有効。
SEO対策にも推奨されているので、レスポンシブデザインの構築がおすすめです。
まとめ
売れるECサイトとオシャレなECサイトは別物になります。
売れるECサイトにするには、難しいことは考えずユーザー目線で作ることが大切です。
ユーザー目線の動線や、スムーズな操作を意識してデザインを作りましょう。