副業としても非常に人気の中国輸入。
しかし、利益率が思うように維持できずに困っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、中国輸入における利益の計算方法の解説と、利益率を上げるための方法を解説していきます。
目次
中国輸入の利益の計算方法
まずは、中国輸入の利益の計算方法から解説していきます。
物販は、
「販売価格 ー 必要経費」
が利益となります。
この必要経費は、仕入れ金額を除くと主に3つに分かれます。
輸送費
1つ目の必要経費は、輸送費です。
輸送費は、中国から日本に届ける金額と、日本に届いてからの日本国内でかかる輸送費の2つがあります。
関税・輸入消費税
2つ目が、関税や輸入消費税です。
関税は、選んだ商品のジャンルなどによって異なり、また輸入方法(個人or商業輸入)や金額によっても変わります。
輸入消費税は、
「商品価格+中国国内送料+保険料」
に対して10%の消費税がかかります。
(100円未満切り捨て)
販売経費
販売経費とは、販売にかかる経費のことで、例えば
・販売モールの手数料
・プロモーションのための広告費用
・販売時の送料
などが含まれます。
中国輸入の利益率改善方法5選
ここからは、中国輸入での利益率の上げ方を解説していきます。
利益率を上げるためには、前項でお話した必要経費を下げる方法もしくは
「販売価格を上げる」
という方法があります。
仕入先を1688.comにする
1つ目の方法は、仕入先を1688.comを利用する事です。
1688.comは、中国仕入れをする際に、最も安く購入できる方法の1つです。
1688.comは、その特性上、中国国内への発送を前提としています。
そのため、特定の代行業者を利用しなければいけない反面、同じ商品でも他のサイトよりも仕入れ値が安いことが多いです。
仕入れ値が下がることにより、消費税や関税も下がるため、全体的なコストカットに繋がります。
ボリュームディスカウントを活用する
次に、同じく仕入れの値段を下げるための方法として
「ボリュームディスカウント」
を検討しましょう。
ボリュームディスカウントとは、同じ商品でも大量に購入することで、仕入れ値を下げることが出来る方法です。
販売業者としては、まとまったお金が入ってくることや、まとめて発送できる事による作業効率アップが狙え、購入者としては仕入れ値が下がる。
このWin-Winの関係を叶えることが出来るのがボリュームディスカウントなのです。
ただし、商品を大量に仕入れるということは、それだけ売れ残りのリスクも高くなるので、販売個数の計算や在庫管理がポイントとなります。
確実に売れる商品に関しては、こういった仕入れ値を下げる施策を試すのが良いでしょう。
輸入代行業者の相見積もりを取る
次に、輸入代行業者に相見積もりを取る事です。
通常、中国からの輸入は、輸入代行業者を利用します。
特に関税などの手続きなどは面倒なので、業者を利用することのメリットは非常に多いです。
しかし、輸入代行業者は、業者によって手数料が様々です。
中には、高額な手数料を取る業者も存在しますので、そういった場合には別の業者を利用するだけでも、利益率が上がります。
販売先としてヤフーショッピングを検討する
販売先としては、Amazonや楽天市場など、色々なモールでの販売が可能ですが、現在
「集客力 + 販売手数料」
を総合的に見ると、ヤフーショッピングを検討する価値は高いと考えられます。
集客力ではAmazonや楽天市場に劣るものの、手数料が非常に安く、場合によっては5%程度で販売が可能です。
販売手数料の安さは、そのまま利益率の上昇に繋がりますので、1つの販売先としてヤフーショッピングを検討してみるのが良いでしょう。
固定客を付けてリピートしてもらう
次に、利益率を上げる方法としては「リピート客を作る」という方法です。
一般的に、物販では新規客を獲得するコストよりもリピート客に買ってもらうコストの方が圧倒的に安いとされています。
それは、すでに自社で購入した経験があるユーザーは、会社に対しての不信感が薄れているので、購入ハードルが下がっているからです。
そのため、新規客に対して広告を打つよりも、リピート客にクーポンを配布するなどの方が、効果が高いと言われています。
また、リピート客のメリットとしては、お店に対して好感を持っている場合には、他店よりも多少値段が高くても購入する可能性があります。
そのため、集客に必要な経費を下げるとともに、商品価格を上げることが出来るため、利益率の向上に役立ちます。
高利益率中国輸入は転送ネコに
今回は、中国輸入での利益率に関する情報を見てきました。
利益率の高いビジネスは、それだけリスクも低くなります。
そのため、本文中でもお話してきたような施策を是非試していただきたいと思っています。
転送ネコでは、中国の輸入代行として多数の実績を持っています。
特に前述した1688.comを活用した中国輸入が、個人でも簡単に活用できるので、是非ご活用ください。