ECサイトへの集客や売上アップのために、試行錯誤し悩んでいる方も多いでしょう。
数多くのECサイトが存在する今、広告運用だけでなく、差別化をする工夫が必要です。
そこで注目されているのが「ECサイトのメディア化」。
メディアしたECサイトは、安定した運用が狙える施策です。
ただのECサイトでは、集客にしても収益のアップにしても簡単なことではありません。
今回は、自社のECサイトをメディア化するメリットや注意点についてご紹介します。
目次
自社ECサイトのメディア化
自社ECサイトに記事や動画などのコンテンツを連携したものを、ECサイトのメディア化と言います。
通常のECサイトは、商品の販売やサービスを紹介する場所です。
メディア化することで、ただ商品やサービスを紹介する場所だけでなく、サイトの自体のブランディング化として確立できます。
顧客の購買意欲のアップや、顧客以外の集客としてメディア化が注目を集めています。
自社ECサイトをメディア化するメリット
自社ECサイトをメディア化するメリットは、大きく分けて2つあります。
- SEO対策が可能
- 信頼性や専門性がアップ
自社ECサイトのメディア化によって、サイトそのものが着実に強化されます。
SEO対策が可能
通常のECサイトでは集客方法として、広告運用やSNSが代表例として挙げられます。
自然に検索されるオーガニック検索で流入してくるボリュームは少なく、広告運用コストが上がってしまうという悩みも多いです。
ECサイトをメディア化するとSEO対策が可能で、オーガニック検索による流入がしやすくなります。
SEO対策は、GoogleやYahooで検索した際に、上位に表示されるようにする施策です。
SEO対策で流入が増えるようになると、ECサイトの運用にとって大きなプラス材料になります。
信頼性や専門性がアップ
ECサイトのメディア化は、いくつかのテーマやキーワードに沿った内容に絞ると専門性の高いサイトになり、信頼性のアップに繋がります。
詳しく説明された役に立つコンテンツがあれば、サイトを見た人は良いサイトという認識を持つでしょう。
専門性の高さにより信頼性を獲得することができれば、知らないECサイトだとしても安心して購入してもらえる要素になります。
自社ECサイトをメディア化する注意点
自社ECサイトをメディア化することは、大きいメリットがありますが、デメリットとされることもあります。
メディア化することは簡単なことではないので、デメリットも把握しておきましょう。
SEOの効果に時間がかかる
ECサイトをメディア化するメリットのSEO対策ですが、デメリットとして効果が出るまで時間がかかります。
SEOとして上位表示されるようになるためには、Googleに評価されなくてはいけません。
おおよそ3ヵ月~6ヵ月程度かかるとされており、競合が多いキーワードの場合は上位表示が難しいケースもあります。
SEOは根気強く続けることが第一であり、長期的な戦略として進めるようにしましょう。
労力と負担がかかる
ECサイトをメディア化するためには、それなりのコンテンツ量が必要です。
1つ1つの内容も濃いものとなるため、制作する側の労力や負担も大きなものになります。
コンテンツも闇雲に作るのではなく、適格なキーワード選定やテーマの選択が大切です。
充実した内容を作るためにも、労力と負担がかかることも加味しておきましょう。
まとめ
自社ECサイトの強化にはメディア化が効果的です。
広告運用やSNSに頼らずともアクセスを安定して得ることにも繋がるので、長期的にECサイトを育てるポイントになります。
メディア化のメリットを活かして、集客力の高いECサイトを目指しましょう。