中国輸入に最適な販売先は?各ECモールの特徴とメリット・デメリット徹底解説

仕入れ額が安く、利益を出しやすいため、非常に人気です。
しかし、安く仕入れても「どこで売るか」という事も重要です。
今回は、日本で販売できるECモールの特徴や、そこで販売する事のメリット・デメリットを見た上で、
中国輸入で最適なモール」
を見ていきましょう。

ECモール毎の特徴と販売メリット・デメリット

まずは、一般的なモールの特徴やメリット・デメリットを確認していきましょう。

Amazon

Amazonの特徴は、1つの商品ページに複数の店舗が販売できる点と、FBAと呼ばれる注文から発送までを全て代行してくれるサービスがある点です。
メリットは、日本でも有数の販売力の高さと、自分で商品ページを作らなくても良い作業効率の高さです。
デメリットとしては、ECモールの中でも多くの商品が「最安値」のため、商品の選定に失敗すれば利益が出しにくいことでしょう。

楽天市場

楽天市場の特徴は、Amazonとは反対に個々の店舗で「自社の強み」を活かして商品ページや店舗ページを作っている事です。
メリットは、楽天スーパーセールなど、多くの日本人に認知されているセールがあることや、差別化がしやすく、固定ファンを作りやすい点でしょう。
デメリットとしては、手数料が高く、ある程度の売上が見込めないと赤字になる可能性があることです。

ヤフーショッピング

ヤフーショッピングは、PayPayと連携するなど、ここ数年での伸び率が最も大きいECモールです。
メリットとしては、業界でも最安の手数料と、ヤフオクやTポイント、PayPayなど様々なポイントやサービスと連携されている点で、幅広い層の集客が見込めます。
デメリットとしては、Amazon・楽天市場に比べると
「この時期に買えばお得」
という認知が広がっていない点でしょう。

メルカリ

メルカリの特徴は、個人間での取引がメインになっている事です。
厳しい規制もあり、無在庫販売ができない点や、徹底的に業者を排除してきた歴史があるため、独自の文化があります。
メリットとしては、他のモールよりも若い世代をターゲットにし易い点です。
高校生がお小遣い稼ぎでも利用するようなモールのため、購入ハードルが非常に低いのもメリットです。
デメリットとしては、値切り交渉などの文化があったり、メッセージのやり取りが頻繁になるなど、作業効率は非常に悪くなります。
加えて、前述したように業者が排除されるモールですので、効率優先で作業をするとアカウント凍結の危険性も出てきます。

ラクマ

ラクマは、楽天が運営するフリマアプリで、メルカリ同様に気軽に個人間取引が可能なモールです。
メリットは、楽天ポイントでの支払いが可能な点で、楽天スーパーセールなどで貯まったポイントを利用することで、気軽に購入してくれる可能性があります。
デメリットは、ここまで出た他のモールに比べて、集客力が弱い点です。

中国輸入した商品を販売する先として最適なのは?

さて、国内の主要なモールを見てきましたが、中国輸入を考えた時に、どのモールで販売するのが良いのでしょうか。
結論から言うと、
「Amazon」「楽天市場」
の2つです。
これらは、文化や売り方が真逆で、戦略次第でどちらを選ぶのかを検討するのがおすすめです。
Amazonは、
「低単価で、早く商品を捌いて、新しい商品を仕入れる」
という戦略に向いています。
特に服などのファッション系が多い中国輸入では、人気のある色・形の物を高回転率で回して、次のシーズンの商品を仕入れる資金作りとするのが一般的です。
反対に、楽天市場で販売する場合には
「固定ファンを付けて、定期的に購入してくれるユーザー」
を獲得する戦略を取ります。
同じ商品でも3割程度高い金額設定にしておき、ポイントバックやクーポン施策などを行うことで、商品購入を促し、メルマガなどで再購入をしてもらえるように施策していきます。
戦略に合わせてECモールを選ぶのが、最適な販売先の決め方なのです。

中国輸入なら転送ネコに

今回は、国内のECモールの特徴やメリット・デメリットを解説してきました。
どのモールで売るのかで、販売価格や手数料が変わってくるため、利益率にも大きな影響が出ます。
特に、本文中でもお話したようにAmazonと楽天市場では売り方が大きく異なります。
売値も数割程度違ってくるので、しっかりと戦略を練って販売する必要があるでしょう。
転送ネコを活用することで、中国輸入を安全且つ、非常に安価に仕入れることが可能です。
販売価格は戦略とモールによってある程度決まってきますが、仕入れ値の部分で他社と差別化することができれば、それだけ利益を出しやすいです。
是非、転送ネコをご活用いただければと思います。