中国輸入OEM商品をつくるポイントや進め方を詳しく解説!

ネット販売を強化していくにあたり、中国輸入は欠かせないツールであり、中国輸入を利用してOEM商品を展開することで売上拡大を狙うことができます。
ネット販売では同じような商品が乱立されるため、他社との差別化を図るためにも、オリジナル商品となるOEMが必要です。
今回は、中国輸入でOEM商品を進めるポイントについて詳しくご紹介します。

中国輸入OEMの特徴と進め方

OEMとは、商品の企画やアイデアを自社で出し、工場に生産を依頼する商品です。
オリジナル商品は、独自の商品を販売することができるため、価格競争などに巻き込まれることなく販売できます。
ただし、OEM商品はある程度の数量で作ることになるため、在庫リスクと初期投資のリスクを持つケースが多いでしょう。
生産のリードタイムも長くなるので、ポイントを押さえて進めることが大切です。

中国輸入OEM商品の選び方

中国輸入でOEM商品をつくるときは、売れそうな商品を選定することから始まります。
自分の思い込みだけで進めてしまうと、思ったように売れなかったという失敗に繋がるので注意しましょう。
商品選定の際に、見るべきポイントを解説します。

小見出し:売上ランキング

Amazon等の販売ツールで、売上ランキングのチェックは欠かせません。
実際に売れている商品を分析することで、成功に近づく商品選定ができます。
過去の売れ筋を知りたい場合は、「ERESA(イーリサ)」といった無料ツールもあるので活用してみましょう。

商品レビュー

商品のレビューも見逃せないポイントです。
売れていても悪い評価が多ければ、商品寿命は短いでしょう。
また、悪いレビューの部分を解決できれば、さらに売れるというヒントも隠されています。

販売競争率

売れそうな商品を見つけたと思っても、多くの会社で目をつけている場合があります。
類似商品を含めて検索すると、商品が多数出てきてしまうものはハードルが高いです。
それでも進めたい場合は、生産数量を少なくリスクを減らして進めるようにしましょう。

販売価格

売れている商品は薄利で展開しているケースもあります。
商売なので利益がなくては意味がないので、売れている販売価格の相場だと利益がとれない場合はOEMの商品化は難しいでしょう。

中国輸入OEM商品の生産するポイント

OEMにしたい商品が決まったら、次は生産する段階に入ります。
そこで大切なのが工場の選び方。
OEMの生産工場は、アリババグループが展開する「1688.com」がおすすめです。
OEMの生産対応ができる店舗や、日本との取引をすでにしている店舗が多くあります。

自社工場を持っているか

1688.comで見つかる店舗がすべて工場を持っているわけではありません。
工場を自社で持っていなくても生産依頼できることもありますが、自社で工場を持っているとやり取りがしやすくスムーズです。

価格、ロット数、納期

OEM商品を依頼した場合に、最初に必ず確認すべきポイントは3つ。
「価格はいくらになるのか」
「最低ロット数はいくつか」
「納期はどれくらいかかるか」
この3つの条件はOEMで重要なポイントになるので、早い段階で確認しましょう。

サンプル作成

詳しく説明して依頼したものの、違う商品があがってきてしまう可能性もあります。
正式な発注をする前に、サンプル作成の依頼をしましょう。

不良品の対応

不良品が含まれていた場合の対処も生産依頼時に取り決めておくと安心です。
縫製が甘かったり、キズがついたりしているケースも珍しくありません。
そのような場合を見越して、予備も含めて生産してもらう等交渉してみましょう。

まとめ

中国輸入のOEM商品は、商品選定や工場の選別がポイントになります。
OEM商品が上手くいくと他社との差別化にもなるので、売上拡大を狙っていきましょう。